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そしてモン・サン・ミシェル
ちょうど私の行った時には、有名なアーティストがモン・サン・ミシェルの中でインスタレーションをしていました。 岩場の苔1つにも精霊が宿っているような、そんな気持ちになりました。 モン・サン・ミシェルは、1300年以上前に アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」とのお告げを受けたが、悪魔の悪戯だと思い信じなかった。再び同じ夢を見たが、また信じなかった。ついに3度目には大天使はしびれを切らし、今度はオベールの額に指を触れて強く命じたところ、オベールは稲妻が脳天を走る夢を見た。翌朝、オベールは自分の頭に手を置くと脳天に穴が開いていることに気づいて愕然とし、ここに至って大天使ミカエルのお告げが本物であると確信してここに礼拝堂を作ったのが始まりである。 とウィキペディアにありますが、長い歴史の中で、100年戦争中は要塞であったり、また修道院に戻ったり、ある時には監獄でもありました。今はまた修道院としての役目も果たしていますが、島は観光で成り立っています。 昔々、カトリックの巡礼地であったモン・サン・ミシェルには多くの巡礼者が集まりましたが、橋が架かる前には、 モン・サン・ミシェルに行くなら遺書を置いていけ と言われたくらい、たどり着くまでに潮に呑まれた巡礼者も多くいたそうです。 一度道路が作られましたが、その後取り壊され、今は橋が架かっています。 そこを渡しバスが観光客を運ぶわけです。 モン・サン・ミシェルには住人がいるのです。 もちろん修道女や修道士、ホテルや土産物屋を担う住民もいます。 年によって増えたり減ったりするのですが、だいたいこの10年ほどは26人〜46人の間くらいのようです。 その他の島で働く人々は通いで来ているそうです。 モン・サン・ミシェルを調べると、観光客まみれで思っていた荘厳な感じがしなかった、や、人が多過ぎて行くほどの価値が、と書いている人たちもいますが、 私は想像以上に神聖な感じを受けたし、感銘も受けました。 価値観は人それぞれなので、私は行けて良かったと感じました。 夢にまで見たモン・サン・ミシェル。 その時考えていたことが小さく小さく感じて、何千年の歴史の中で、自分が悩んだり藻搔いたりしていることなんていかに小さいかと思いました。人の人生は短い。悩んでいる暇があるなら楽しもう、と、やらずにする後悔よりは何でもやりたいことは全部やってみよう、と、いつ死んでも後悔しない生き方をしようと強く思いました。 そんな旅でした。
by mazurka-mazurka
| 2017-11-16 22:58
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