by mazurka-mazurka
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イーマ、グランドオープン、サマーフェアとイベントが続き、ありがたすぎることにどのイベントもたくさんのお客さまに来ていただきありがとうございました🙇🏻
今上海にいるんですが、今晩上海からパリに発ちます。 夏のパリは7年ぶり。生後8ヶ月の娘と小学校六年生だった息子を連れて来たのがちょうど7年前の夏でした。 毎年1月にパリに行くのはこの10年以上ずっとなんですが、夏のパリに買い付けに行くのはマズルカ始めてからは初めてです。 なんでかって、、 夏は、、高いからです。何もかもが高い。航空券、ホテルなど下手したら冬の倍以上かかるのでそんな贅沢はマズルカ始めてからはなしにしてたんですが。 パーラー始めて一年、マズルカ移転して丸3ヶ月、移転前には手芸店を閉めたり、雑貨店の片付けをしたり、なんだかずーっと走り続けてきたこの一年ほど。特に今年の春前から移転に伴うことのもろもろや、パーラーでブランチを始めて週に唯一の水曜定休日が仕入れの日になり、あれ?こないだ休んだのっていつやったかな?一日仕事しない日あるかな?という感じになっていて、何か分からないものに追い込まれていって自分の中でギリギリのところで踏みとどまってる気がしてました。考えることだらけの毎日、仕事は楽しい、子供も可愛い、何不自由ない幸せな暮らしのはずがなぜこんなに気持ちも身体も追われるんやろうと、考えてみたら自分でどんどん仕事の予定を入れて自分の首を絞めてるんやん。気付いてるのに、お客さまに足を運んでもらうこと、喜んでもらえること、ほんとに私だいたい1日の半分はそんなことを考えていて、止まってしまうと気持ちが崩れてしまいそうで止まれなくなってました。 息子の進路が決まったり、弟を東京から呼び戻した手前パーラーも盛り上げないと、移転した雑貨店もまた頑張っていかないと、とかずっと考えてるうちにあれ?このままじゃヤバイかも。身体も気持ちも壊れてしまうかもって久しぶりに思い、数日でいいから1人になって現実から離れたいって切実に思い、パリに行こう!という展開に。 もともと5月からパリで買い付けしたいものがあり、ずっとどこかのタイミングで行けないかなとチケット探してたり、8月にも友達に誘ってもらってたのでチケット探したりしてたんですが、とにかく高い。だから一度は諦めたんですが、6月最終にいてもたってもいられないくらいやっぱり行きたくなって、調べ尽くしたら、上海経由、帰りは北京経由のエアチャイナのチケットが残席1で7月では考えられないくらい安く見つかりました。中国系のフライトには良い思い出もないし一瞬躊躇しましたが、これを逃すともう行けないなと見つけた日に家族に断りもなく取ってしまいました。 ちなみにパリに着きました。今空港から市内に向かうバスの中。 大雨。 人生なんでも上手くはいかないものです。 なんやかんや両親や兄も私の働き方を心配してくれていて、そんな働き方で大丈夫?と思っているようで、兄がだから海外に行くんやんなって両親に言ってくれて、両親もそうか、それなら行ってきていいよという風に理解してくれているのが本当にありがたいです。兄も働くだけ働いたらゴールデンウィーク、夏、冬には必ず長期で休みを取り海外に行きます。兄と私は海外生活の経験なのか、生きるための仕事ではなく、バカンスの為の仕事、仕事は義務ではなく人生を豊かにする為の手段であり、プラスどうせ働くなら自分の好きな分野で。こういう考え方はよく似てるなと思います。その代わり働く時はとにかく働く。一生懸命働く。それでバランスを取ってずーっと生きてきてるけど、もちろん時には思いもよらないことや上手くいかないこと、メンタルが弱ること、いろいろあるのが人生で。 実はパリに立つ前日にショックなことが起こり、それは本当に私にとってはもうしばらく立ち直れないくらいのことで。 仕事以外の時間はなんにも手につかなくて、まして明日からパリなんてなんの用意もする気が起きない。座ってたら泣けてくるし、どうしていいか分からなくて途方に暮れていたんです。 そしたら大好きな人が、起こった悪いことの良い側面を見るように言ってくれて、それ以上の悪いことにならなくて良かったと、また頑張ってたらなんとかなるよって。 ほんとそうやなって、人生に起こる嫌なこと、立ち直れないようなこと、自分の身にだけじゃない、誰の身にも起こることで、その時にそのことをどう捉えられるかでその後また頑張れるかに繋がるんやろうなって思いました。 普段全然喋らない彼が私を慰めるために一生懸命言葉を繋いだことにもグッときて、パリで楽しんでおいでって、普段良いことしてるんやからこの先は人一倍良いことが返ってくるよって、ほんとに一生懸命言葉を探して話してくれてああ、ほんとにこの人のことが大好きやわと、切り替えて楽しんでこようって思えた始まりでした。 突然のカミングアウト、もしかしたら削除するかもしれないし、インスタでは書けないこと一度だけここに書きますね。 昔私のシングルの友達が表に出る仕事上ずっとシングルであることを公言してなくて、ある日彼女のブログに真摯にそのことを公表したことがあり、私はそれがずっと忘れられなくていつかはと思っていたこと。 もうお気付きのみなさまも多いと思いますが、私はシングルマザーで子供達と暮らしています。子供達のパパとは今も仲良くしていて、ごはんを食べに行ったり、娘の入学式に来たり、近くに住んでいるので最初は子供が小さいこともあり公表せずにいこうと店を始めたのですが、そんな生活をずっとおくることにも少し窮屈になり、子供達も大きくなってきたし、私もパパも新たにパートナーと呼べる人がいて、それをずっと隠したまま行く意味もなくなってきたので、そろそろありのままの自分を晒したい、それでいいやんかと思えるようになりました。嘘はできるだけつかないようにきたつもりですが、いろいろなタイミングで嘘になったこともあり、心苦しいことも多々ありました。申し訳ありません。 今のパートナーは子供達のことも大事にしてくれてずっと私を支えてくれてる大事な人です。 最近いろんなことをオープンにしていってる中で、付き合いたてのカップルかと笑われたりするので、そうじゃなくてもうずっと一諸に、6年あまり前からのパートナーで、私にとっては年々大事に思える人です。書いてたら恥ずかしくなってくるけど(笑) 彼や別れた夫や自分の実家の家族や友達たちにずっと支えてもらっての数年間でした。嘘みたいに思えるかもしれませんが、別れた夫には感謝しかなくて、彼がまた幸せになってくれたら良いなと思ってます。お互いパートナーがいることも認め合って、次のステージにと思ってます。やっとそういう状況になりました。 あー、やっと言えた。 心からのお願いなんですが、このことについては子供達のことや家族のこともあり、読んでくれた方の胸にそっと閉まってもらえたら嬉しいです。 よし、旅ブログいきます!
by mazurka-mazurka
| 2017-07-10 16:47
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